「オレンジデイズ」 Quotations

第1話 声を無くしたマドンナ

あの頃は夕日がよく出てたなあって思ってさ。
夕焼け色の空をよく見た気がするんだ。
でも、それはこっちのせいでさ。
今は夕方の6時なんてまだ会社にいるだろ?
そしたら、夕焼けなんて気付かないで終わっちゃう。
残念ながら僕の会社は、ウォーターフロントとかの
全面ガラス張りの洒落たとことは程遠いしね。
でもあの頃はさ、4限が終わって、教室から出て、西門までの間、
空の下を歩く僕たちを、もぎたてのオレンジみたいな夕日が、
否応なく照らすんだ。
クラスメートもみんな、夕焼け色に染まってた。
ま、そんなことはもちろん、あの頃は有り難がりもしなかったんだけど。
だって、それ以上に大切なことがたくさんあった。
友達とか、この先の人生とか、恋、とか。
考えることが多すぎてね。
例えば、就職とか・・・。

第3話 君の涙

沙絵: (手話)
櫂 : 意識を集中させて?
沙絵: (手話)
櫂 : 心の中で、メロディを奏でる
沙絵: (手話)
櫂 : それに乗る?
沙絵: (字幕)そう、波乗りみたいにね
櫂 : へー、波乗り
沙絵: (字幕)そしたら、間違わない
櫂 : はー、なるほどね!

沙絵: 何で私ばっかり こんな目に合うのよ
櫂 : それ、この間も聞いたよ
(中略)
生きるのが苦しいのは 君だけじゃない
僕が君を 音の闇の中から 救う

第5話 二人の夜

危うい僕たちは どこに行くかわからず 上手くハンドルが切れず
でも 笑いながら はしゃぎながら
ちょっと怖がりながらもとにかく 前に進んだ

第7話 君が好き

彼女は いつも僕の心の端っこを引っ張る
そして連れて行く 離さない
僕は彼女に引っ張られている心が いつも少し痛いんだ

携帯メールのおしゃべりは 普通のおしゃべりと違って
相手の言葉が返るまでを待つ時間が
もどかしく 切なく
あっ、もうこれで返らないのかなあ なんてと思うと
長いのが来たりして
そういう時は 何でもない言葉が とても愛しい

第9話 悲しい運命

一人じゃ弱い僕たちは 二人で強くなろうと決めた
少なくとも僕は そのつもりだった

ふざけんなー、萩尾沙絵ーっ!

第10話 君がいない

「それが 僕が最後に彼女に言った言葉だ
彼女が僕の唇を読んだかどうかはわからない」

第11話 君の声

その年 僕は光を見つけた
ただ続く 毎日の闇の中で
一筋の光を見つけた
その光は 時折弱くなったりもするけれど
僕の心を照らし続ける
彼女は 僕の命の光だ

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